取り入れたくなる!スタディコーナーを便利、おしゃれにする収納実例8選

ここ数年、お子さんのリビング学習やパパやママのテレワーク用に「スタディコーナー」を設置したいというニーズが高まっています。

スタディコーナーはリビングや2階ホール、階段下など見渡せる空間に設置されることが多いため、コーナーはいつもすっきり、きちんと整えておきたいものです。

「スタディコーナーにぴったりの収納方法はあるの?」
「収納の工夫でスタディコーナーをおしゃれにみせたい」

という声にお応えして今回は、スタディコーナー周りをいつもきれいにおしゃれにみせる「収納」について実例写真も一緒にご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

いつでも声かけしてあげられる距離感のスタディスペース

埼玉県にあるリソーケンセツのスタディコーナーの写真をもっと見る

スタディコーナーとは?

近頃、注文住宅を新築される方の間で、子どもの勉強スペースのほか、パパやママもテレワークやちょっとした作業ができるコーナーをリビングなどに設置することが人気です。

このように子ども部屋や書斎以外に設けた勉強・作業スペースを「スタディコーナー」と呼んでいます。

スタディコーナーに収納を設置するメリット

テレワークを快適なものにしたい、お子さまに自宅学習の習慣づけをしたい、落ち着いたスペースで作業したいなど、スタディコーナーはさまざまに活用できるコーナーです。

おしゃれに、かつ効率的に使いたい場合には整理整頓ができる「収納」が欠かせません。

収納を設置するメリット
・空間の雰囲気を損なわない
・必要なものを整理整頓できて作業効率がUP

壁面にコルクボードを取り入れたスタディコーナー

群馬県にあるリッケンハウジングのスタディコーナーの写真をもっと見る

空間の雰囲気を損なわない

特にリビングにスタディコーナーを設置した場合、作り付けのデスクの上に教科書やノートを広げて勉強するのはいいけれど、いつも片付けずに置きっぱなしで……というご家庭は多いのでは?

時にリビングはお客様をお招きする場所なので、「ごちゃごちゃしたリビングだと思われないかな」と人の目も気になります。

スタディコーナーに収納があれば、雑然としたデスクの上もきちんと整理整頓できて、お部屋の雰囲気を損なうことはありません。

必要なものを整理整頓できて作業効率がUP

いつも使う文房具や道具類、パソコンやタブレットなどはすぐに使うことができるように、スタディコーナーにしまって置ける収納場所を用意しておくとよいでしょう。

「あれ、どこに置いたっけ?」とそのたびに探しに行ったり、取りに行ったりするのは注意力が散漫になって、作業効率が下がってしまいます。

取り入れたくなるスタディコーナーの収納アイデア

スタディコーナーに収納を設置する場所は、主に3つのパターンがあります。
それぞれ、実例写真とともに紹介していきましょう。

デスク下に収納を設置するメリット

造作されたカウンターデスクのデッドスペースは、一番シンプルにすっきりと収納スペースとして有効活用できる場所。

あらかじめスタディコーナーと収納用の造作家具をプランニングしたり、収納部分は後で好みの収納雑貨やカラーボックスなどでセンス良くカスタマイズする楽しみもあります。

<実例 1>

壁際に配置したすっきりスタディコーナー

高知県にあるシュウハウスのスタディコーナーの写真をもっと見る

壁際に配置したスタディコーナーです。
カウンターデスクの下には同じ木材を使用して作られたデスクと一体型の収納家具をしつらえました。
統一感を持たせることで落ち着いた雰囲気のコーナーになっています。

<実例 2>

成長を見守る自然素材のスタディコーナー

広島県にある垂井俊郎建築設計事務所のスタディコーナーの写真をもっと見る

リビングに設置されたスタディコーナーですが、柔らかな印象の木材を使用しているためお部屋の雰囲気に自然となじみます。
デスクはお子さんがふたり並んでも余裕のある長さ。
そのデスク天板の下に渡した棚が収納スペースです。
収納雑貨などを上手に活用すれば「見せる収納」も楽しめます。

デスク横に収納を設置するメリット

デスク横にチェストやキャビネット、収納ボックスなどを設置すると、使いたいものをいちいち遠くまで取りに行かずに済むだけでなく、片付けがしやすくなります。

お子さん専用の引き出しを用意してあげれば、片付けの習慣も身に付けることができるでしょう。

<実例 3>

お店のような造りのカウンタースタディコーナー

高知県にある片岡建築のスタディコーナーの写真をもっと見る

スタディコーナーと同じライン上に3段のチェストと棚、そしてロッカーを並べました。
さまざまなものが用途に合わせてしまえるので、デスク周りはいつも整理整頓されすっきりした印象に。

デスクの上に収納を設置するメリット

自分だけのちょっとしたスペース

愛知県にあるアニバーサリーホームのスタディコーナーの写真をもっと見る

スタディコーナーの上部に棚を作りつけて収納として活用します。

箱形に組んだ板や一枚板をなどその形状やデザイン、または素材によってスタディコーナー、ひいてはお部屋の雰囲気まで素敵に演出することができます。

<実例 4>

キッチン横のスタディコーナーと見せる収納棚

広島県にある垂井俊郎建築設計事務所のスタディコーナーの写真をもっと見る

箱形に組んだシェルフに本を並べたり、お気に入りの小物などをディスプレイすることもできます。
「見せる収納」にすることで、かえってすっきり整理できるという利点も。

<実例 5>

見た目も美しく広々使えるスタディコーナー

山形県にあるハウスデザインのスタディコーナーの写真をもっと見る

デスク下に大容量のキャビネットを、さらに上部には一枚板を2枚渡してオープンな棚を作りつけました。
棚は収納としてだけではなく、お気に入りの雑貨などを飾り付ければお部屋のアクセントとなり、ワンランク上の空間づくりが可能です。

<実例 6>

キッチン横のスタディスペース

東京都にあるアイケーホームのスタディコーナーの写真をもっと見る

キッチン横にしつらえたスタディコーナー。
デスク上部に設置した棚は扉で隠せる部分とオープンな部分とで構成されています。
キッチンの収納とデスク上の収納扉との色を合わせてることで統一感が生まれ、スタディコーナーが自然とお部屋になじむ効果も。

まとめ

今回はスタディコーナーについて、収納を設置するメリットのほかに、収納アイデアの実例も写真とともに紹介しました。

これからスタディコーナーを設置したいと検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

投稿者プロフィール

武田 純吾
武田 純吾経営コンサルティング事業部部長・ブランディングマネージャー
「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。

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