パントリーとは?メリットやデメリット、使い方や実例などを紹介!

皆さんの中には、パントリーという言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし巷でよく耳にする言葉でも、詳しく知っている方は少ないようです。そこで本記事ではパントリーについて詳しく解説を行い、メリットやデメリットの他に使い方や使用事例などを紹介していきます。

パントリーとは

パントリーを活用すればキッチンの食品や食器をスッキリと収納できますが、具体的にどのような機能や用途があるのでしょうか。ここからはパントリーについて詳しく解説をしていきます。

パントリーとはどのような部屋か

パントリーとはキッチン用品や災害用の保存食、食品や飲み物など、さまざまな品物を保存しておける部屋のことです。パントリーにはキッチンの横や隅に収納庫を設置するウォークスルータイプのものや、独立したスペースを作るウォ―クインタイプのものなどがあります。

パントリーの起源と歴史

パントリーの歴史は中世から続いており、当時の城や貴族の館には食料貯蔵庫とされる部屋が複数ありました。その部屋の一つがパントリーであり、パントリーとは古いフランス語の「パンの貯蔵庫」が語源となっています。中世ではパンに関係する料理の準備はパントリーで行われ、「パントラー」と呼ばれるパントリー専門の担当者もいました。

パントリーの一般的な用途

パントリーは本来ホテルの厨房などに隣接した配膳室のことを示す言葉でした。そして現在の住宅においては、キッチン周辺の食料品や食器を収納する場所で、前述でも解説したようにパントリーにはキッチン用品や災害用の保存食、食品や飲み物など料理に関するさまざまなものを保管するのが一般的です。

パントリーのメリットとデメリット

住宅にパントリーを設置すれば、食材や食器などをスッキリと収納できます。では実際にパントリーを使用する際の具体的なメリットやデメリットには、どのような点が挙げられるのでしょうか。

パントリーのメリット

パントリーを活用すれば、料理に必要な食材や食器などをまとめて収納できるので料理しやすくなりますが、他にどのようなメリットがあるのでしょうか。ではパントリーのメリットを紹介していきます。

キッチン全体を整理できる

パントリーを活用すればキッチンの有効的なスペースが増え、キッチン全体を整理できるのもメリットの1つです。例えば日常的に使用しないホットプレートや鍋、パーティー用の大皿などの食器を有効スペースに収納できます。このようにパントリー内に普段使用しないものを保管しておけば、キッチン全体が整理されて家事を行う際の動線も確保されるのです。

また、キッチン全体が整理されてスッキリすることで掃除しやすくなるのもメリットといえます。

効率的な収納ができる

パントリーを活用すれば日常的に使用するものと、使用頻度が少ないものを分けて収納するなど、効率的な収納ができるようになるのもメリットの1つです。特にパントリーの棚をオープン型にすれば、一目見ただけですぐに必要な食材や食器を取り出すことができます。またパントリーがあれば、キッチンの収納内に材料などを詰め込む必要もなくなって効率的な収納が実現されるのです。さらに透明や半透明の扉をパントリーに使用すれば、材料の在庫状況などもすぐに確認できます。

大量の在庫を保管できる

大量の在庫を保管しておけるのも、パントリーを活用するメリットです。一般的なキッチンの収納に比べて、パントリーは多くのスペースを確保できるのでさまざまな食材などを確保できます。例えばお米や箱買いのペットボトル、カップ麺やパスタ、缶詰などの保存食なども保管することが可能です。

このようにパントリーを活用し、大量の在庫を確保しておけば災害や台風発生などの緊急事態にも備えることができるのもメリットといえます。

鈴勝建設のパントリーの写真

パントリーのデメリット

パントリーを使用すれば多くのメリットを得ることができますが、一方でデメリットなども生じます。ではパントリー使用時のデメリットを紹介していきましょう。

コストがかかってしまう

住宅の中には最初からパントリーが設置されていないものも多く、後付けで設置すればコストがかかってしまうのもデメリットの1つです。特にウォ―クインタイプにするのであれば内装費などもかかってしまううえに住宅の面積も増やさなければいけないので、その分のコストもかかってしまいます。自分や家族に最適なパントリーを設置するためにも、事前に使用状況などを想定して設置計画を立てましょう。

設置スペースを確保しなければいけない

パントリーを設置すれば、設置に必要なスペースを確保しなければいけないのもデメリットの1つです。パントリー内には材料や食器など色んなものを収納できますが、一方でキッチンのスペースが狭くなって導線が確保しにくくなります。収納ばかりに気を取られてキッチンが使いにくくなってしまえばパントリーを設置する意味がありません。

このような観点からも、料理するスペースなども十分考慮した上でパントリーのスペースを確保しましょう。

パントリーの人気が高まる理由

近年の急速的なリモートワークの普及により自宅で食事をする人も増加し、食材をまとめ買いして自宅にストックする人なども増えたようです。このように自宅で食材をまとめて保管する傾向が高まると同時に、食材や食器などを効率的に収納できるパントリーの需要も高くなりました。また、近年のリモートワークの普及により、冷凍食品や即席麺などの消費も増加し、それらを収納できるパントリーの人気も高まったのです。

パントリーの使い方

パントリーを有効活用すれば食材や食器などを簡単に収納できるうえに、使いたいものをすぐに取り出せるようになるので料理しやすくなります。では実際にどのようにパントリーを使用するのがおすすめなのでしょうか。

パントリーの効果的な使い方と工夫

ウォ―クインクローゼットのように人が出入りする大型パントリーの場合は、調理時の動線などを気にせずに食材などを収納できます。一方のキッチンの横や隅に収納庫を設置するウォークスルータイプは、ウォークインクローゼットのように十分なスペースを確保できません。したがってウォークスルータイプの場合は奥行きを浅く作る方が、材料を奥まで見渡すことができるうえに必要なものをすぐに取り出せるのでおすすめです。

パントリー内に収納するものは下の方に重たいもの、上にいくにつれて軽いものを置き、普段からよく使うものは別に場所を設けましょう。またパントリーを作る際に、パントリーの棚を可動式にすれば材料を取り出しやすくなるでしょう。

BJCのパントリーの写真

パントリーの用途別アイデアと実例

パントリーを設置すればキッチンの収納が良くなるうえに、材料の状況なども簡単に把握できます。そして自分や家族のニーズに沿った、パントリーの使い方を検討するのも重要なポイントです。ではパントリーの用途別アイデアと実例を紹介していきます。

パントリーをキッチンの延長として活用する方法

パントリーの使用例の中には、パントリーとキッチンを区分けせずにキッチンの延長として利用している方法なども多く見受けられます。上図の使用例ではパントリー内に食器や材料などを収納し、パントリーの上部をキッチン台として利用することで収納・調理スペースを1つにまとめて使用しています。このようなアイデアを活用すれば収納・調理のスペースを1つにまとめて確保できるので便利です。

三陽不動産のパントリーの写真

パントリーを食品の保管と管理スペースとして活用するアイデア

パントリーの種類にはキッチンから独立したスペースである、ウォ―クイン形式のものもあります。上図の使用例のように、キッチンから離れたスペースで食品の保管や管理スペース専用として使用すれば大量の在庫をまとめて保管できるのもメリットです。また独立したスペースに材料を保管することでキッチンの十分なスペースも確保できます。

福富住宅のパントリーの写真

パントリーを調理の準備やストックスペースとして活用するアイデア

上図の使用例のようにキッチンの調理スペースのそばにパントリーを設置し、すぐに手が届く場所に材料や食器を置いておくのもアイデアの1つです。このようにパントリーを設置・活用すれば調理中もすぐに在庫を確認できるうえに、必要なものをすぐに取り出すことができます。

三幸住宅のパントリーの写真

まとめ

料理の材料をまとめ買いすれば、その後しばらくは買い物に行く手間が無くなりますが、収納に困ってしまいますよね。そこで本記事で紹介したパントリーを活用すれば、スッキリ収納できるうえに在庫確認もしやすくなります。また、パントリーのレイアウトやデザイン次第でキッチン全体がオシャレな雰囲気になるので、ぜひ一度お試しください。

投稿者プロフィール

武田 純吾
武田 純吾経営コンサルティング事業部部長・ブランディングマネージャー
「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。

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