造作洗面台のタイル模様には色々ある!?写真で解説!

お好みのテイストのインテリアでお洒落に飾られたお家です。

家族が毎日使う、洗面所。
明るく清々しい気持ちで1日をスタートさせたいと誰もが思うものです。
毎日使う場所だからこそ1つ1つ細かいところまでこだわり使い勝手抜群で、なおかつお洒落にしたいと思いませんか?

今日はタイルを上手に取り入れた『造作洗面所』のご紹介をします。

造作洗面所とは?

洗面所は水はねやカビからくる汚れを防ぐためにこまめにお掃除をしなければいけなかったり、お手入れも大変です。
そんなことから、最近は洗面所に“タイル“を採用したインテリアが素敵で人気があります。

タイルとは?

そもそも、タイルとは何なのでしょうか?

まず最初に「タイル」は英語ではtileと書きます。語源はラテン語のテング(regular)からきていて『物を覆う』という意味を持ちます。
一般的に石や粘土からなる生地を高温で焼いたものをいい日本で最初のタイルは瓦から始まったそうです。

タイルの形について

正方形のタイルについて

このカタチというと“モザイクタイル“が思い浮かび、1辺のサイズが5cm以下のモノです。
小さなサイズのタイルがキラッと光り輝く姿は宝石のようで心ワクワクします。
同系色のグラデーションや、まったく異なる色を取り入れカラフルな色を楽しんだり、1色でかっこよく仕上げることも可能です。

埼玉県にある武井工務店の造作洗面台の写真をもっと見る

栃木県にある川堀工務店の造作洗面台の写真をもっと見る

長方形のタイルについて

横のラインが強調され視覚効果で広さが生まれます。
この長方形のタイルはサブウェイタイルとも呼ばれています。サブウェイタイルの語源はニューヨークやパリの地下鉄で使われていたことです。
シンプルなデザインでどんなインテリアとも相性抜群のため、多くの人に好まれています。

写真のように、個性的なカタチをしたマリンランプの空間でもサブウェイタイルはシックリと馴染み、照明の美しさを際立ててくれます。

埼玉県にある武井工務店の造作洗面台の写真をもっと見る

六角形のタイルについて

六角形のタイルはどこか懐かしさを感じる形です。小さな六角形タイルが集まるとまるで蜂の巣みたいです。
味わいのあるデザインに仕上げることができます。

タイルといえば正方形や長方形がポピュラーなのでさりげなく個性を主張したい方は六角形もオススメです。

山形県にあるハウスデザインの造作洗面台の写真をもっと見る

変形タイルについて

変形タイルの種類は様々でパズル型やリーフ柄などがあります。

エスニックなイメージのランタン形はレトロな雰囲気が伝わります。

他にも和風やアンティーク調だったりタイルの重ね方で印象もずいぶん変わります。
カラーをミックスするのもいいかもしれません。

埼玉県にある三陽ホームの造作洗面台の写真をもっと見る

タイルの並べ方について

タイルの並べ方は目地をもとに配置されています。
目地とはタイルを縦や横に配置する時それぞれの部材の隙間の継ぎ目の部分のことを言います。

目地の種類にも様々あるので、目地の種類も参考にしてください。

通し目地

通し目地とは縦横一直線に目地が通った張り方です。
芋の根っこのように規則正しい様子から芋目地とも呼ばれるそうです。
目地の中では最も標準的なパターンです。

馬踏み目地

タイルを半分ずつずらした張り方です。
馬目地とも呼び、馬が踏んだ足跡のように交互になっている様子です。

「目地」はアクセントになります。
同じタイルを張ったとしても…
目地の色を変えることで新しいデザインが生まれます。

目地はアクセントになる?

目地はアクセントになります。

例えば、真っ白なタイルに黒い目地はスタイリッシュに洗面台な印象を与えます。
一方でライトグレーの目地を活用すれば優しく上品な印象に仕上げてくれます。

また、上部の写真の洗面所のようにグレーのタイルに白い目地だとタイルが浮き出たようになります。

主張しすぎないタイル張りが、洗面所の雰囲気をさりげなく変えてくれるお洒落さがあります。

まとめ

このように殺風景になってしまいがちな洗面所などの水回り箇所にアクセントを加えてくれるのがタイルです。。
タイルを上手に取り入れることで『お洒落』と『お手入れ簡単』を両立できるものです。

様々な材料、カタチ、色に自分らしさをプラスして組み合わせることで個性を実現することができます。
洗面所のワンポイントにもなり、タイルの張り方は高さを変えるだけでも違います。
調和の取れた空間演出を考えることでタイル自体は冷たい材質でも洗面所からあなた好みの雰囲気を感じることもできるのが素敵です。

大切なマイホームです。
洗面所にまでお洒落が行き届いているといつでも家族は大満足。
そして来客者に与える印象も◎ですね!!!!!

投稿者プロフィール

武田 純吾
武田 純吾経営コンサルティング事業部部長・ブランディングマネージャー
「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。

武田純吾のプロフィール詳細を見る