「おうち時間を快適に満喫するなら スタイリッシュな見た目で利便性があふれる家」 越谷市 T 様邸

今回の家づくりインタビューのお相手は、都内から地元・埼玉に移り、注文住宅を建てて 9 年のT 様の奥様です。

住んでから感じた本音エピソードや、3 人家族の快適な生活風景、家づくりのポイントをお伺いしました。

―マイホームを建てる時に、最初から注文住宅を検討しましたか。

広々空間のおしゃれなダイニングキッチンの写真

夫婦ともに都内勤務で、それ以前は賃貸のマンションに住んでいました。
都内だと家賃が高く、10 数万が「もったいないな」と感じて、都内のモデルハウスを見に行ったことがきっかけです。
コストパフォーマンスは大切だなと思いながら、3000 万くらいで建てようと思っていました。

―注文住宅を検討する際の流れは?また、ハウスメーカーや工務店を比較しましたか?

シンプルでカッコイイ白い注文住宅の外観写真

展示場内では 6 社くらい、ハウスメーカーで気になったところから、全て見学して比較しました。

建売住宅も何件も見に行きましたが、実家は更地だったので、そこに注文住宅を建てようという結論になりました。

でも「家を建てる」となった時に、実は方法がよく分かりませんでした。

家づくりに詳しい知り合いもおらず、世間ではちょうど耐震偽装の問題が騒がれていたタイミングで、主人ともよく話し合いました。

信頼できるところに頼むならば 「自分たちでモデルハウスを見た上で、ハウスメーカーに直接お願いする」というのを最初に思い付たので、すぐにできた方法をとりました。

実際に訪れた際は、お金の話よりまず理想の家についての「希望」を伝えて、営業の方が間取りや予算の見積もりを出してくれて、具体的に検討していきました。

今ならば、おしゃれな家を建ててくれそうな地元の工務店にお願いするのもよいと思えますが、当時は思い至らず、ハウスメーカーに一括して頼んでいました。

―住宅展示場で相談してみて、家づくりのイメージははっきりと浮かびましたか?

実際に足を運ぶと、モデルハウスがとても素敵で、敷地が大きく「こんな感じには無理だろうな」とは思ったものの、確かに夢は広がりました。

それまでは実家暮らしからマンションに引っ越して、ようやく家を建てようと思って見にいくと「今どきの家って、こんな風なんだ」「こんなにも素敵に建てられるんだな」とイメージがわいて、見に行ってよかったと思っていました。

―営業や建築会社の「ここがよかった」というところを教えて下さい

営業の方の話の仕方や、親身になってくださる感じがよかったですね。

家はやっぱり、一生に一度の買い物なので「“いい人”から買いたい」という思いはありました。

よさげな人柄ももちろん大事ですが、他のハウスメーカーの悪口を言わないことが、私たちにとって大切なポイントだったと思います。

自分たちの会社や住宅のいい所を伝えてくれる営業の方がほとんどでしたが、ほかの会社の評判を下げて伝えてくる方もいました。

「なるほどな」と思いつつ、営業の方法としてあまり気持ちがいいものではなかったです。

他社のハウスメーカーのよさも認めた上で勧めてくれる営業の方が、好印象で決め手になりました。

建築士やインテリアコーディネーターが優秀な方で、「ちょっと多くお金を出していても、お手入れがすごく楽になりますよ」と、アドバイスをくれました。

本当に要らないものは断りましたが、プロの意見をしっかりと聞き入れて、暮らしに役立っている実感があります。

お風呂の乾燥機やコンセントの位置など、未来を見据えた提案をしてくださりました。

私たちも「言われてみればそうだな」と納得ができて、チョイスする時の参考になりました。

―外観デザインや間取り、キッチンや収納などのこだわりはありますか?

モノクロがカッコイイ注文住宅の外観写真

いわゆる普通の「三角屋根」の家ではなく、見た目が四角くて「スタイリッシュな感じの家を」と相談しました。

外観が箱のようで、シンプルな家を建てたかったので、私の希望を叶えてもらいました。主人はバルコニーが気に入っていて、休日は日向ぼっこをしています。

コロナウイルスの自粛期間は、家族 3 人で「おうちキャンプ」みたいにして使っていますし、今までは生まれていなかった楽しみを見つけてられているのも、一戸建てに引っ越したからだと思います。

キッチンは、あまりこだわっていませんでした。

当時は働いていて、あまり積極的に料理をする方でもなかったので、標準の機能で決めました。

オプションによって値段がかなり変わりますし、インテリアコーディネーターの方がセンスのいい方だったので頼っていました。

ショールームを一緒に見に行って、決めやすかったのもあると思います。

お勧めに従って、ベランダのコンセントや水栓も付けました。

ライトがついたり、掃除がしやすくなったりして助かっています。

室内は「ダウンライトをつけるとおしゃれです」と言われて、当時はダウンライトなんて言葉も知らなかったのですが、付けてよかったです。

玄関や外に取り付けたライトも人感センサーがついたもので、便利ですし安心できます。

―賃貸から新築一戸建てに移ってみて、メリットやデメリット、後悔しているポイントはありますか?

担当の方の勧めを信頼して決めましたが、パントリーをつけて収納を増やしたり回転式のロボット掃除機の収納スペースをつくったり、もっとこだわりたかったなという後悔は少しあります。

便利なパントリーの写真

子どもは「リビングの床暖房が最高」と言っています。予算さえあれば、もっと広範囲につけたいですし、子どもにも「将来家を建てるなら、床暖房は必ず入れるといいよ」なんて話しているほどに快適です。

しかし、リビングは 2 階にあって、階段から落下する危険があるのはデメリットに感じています。
今でも柵をつけていて、大きくなってからもそこで遊んでふざけていると危ないので、子育ての面ではあまりお勧めできないですね。

安全対策のための柵を使った吹き抜けの写真

―お家のメンテナンスやこれかれのリフォームは、建築してくれた会社に頼みますか?

お家もアフターメンテナンスの保証期間があるので、建てたところに今までは相談してきましたし、これからもそうすると思います。

ハウスメーカーのフリーダイヤルに連絡してから、各部分のメーカーさんを呼んでもらえています。

庭に木を植えることにした時も、根っこが配管を傷つけるのが危ないと聞いて相談しました。

シンプルでカッコイイ注文住宅の外観写真

電球がはまらなくなったり、キッチンのシンク下から水が漏れてしまったり、小さなことでも助けにきてくれました。

リフォームとまではいかないですが、子ども部屋向けに、家具で仕切ったスペースにゆくゆくは壁をとりつけられるようにしてもらっています。

普段は年末の挨拶にきてくれる程度ですが、今でも身近な存在で家のことについては、何でも相談するようにしています。

―理想のマイホームをこれから建てる方へのメッセージがあれば、よろしくお願いします。

本音を言うと、「もう一度、理想通りに建てたい」と思うこともあります(笑)

具体的には、洗面所と周りの収納は広くつくっておくべきだったこととか。

広い洗面台の写真

暮らしてから、不便さにも気づきます。細かい部分では、コンセントも多ければ多い方がいいですし、「雑然と見えるコードを、目立たない位置に仕舞えるつくりにしてくれるのはいいよね」なんて、ママ友人ともよく話しています。

ちなみに、実家の敷地に建てたのはご近所の方も顔見知りで安心できますよ。
自分たちの生活に密着した家づくりを大事に、考えるのがいいと思います。

投稿者プロフィール

武田 純吾
武田 純吾経営コンサルティング事業部部長・ブランディングマネージャー
「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。

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