【完全ガイド】自宅建て替えで後悔しない!費用・住宅ローン・固定資産税・解体費用の全て
「自宅が古くなってきたけど、リフォームか建て替えか迷っている…」「建て替えって、結局いくらくらいかかるんだろう?」「住宅ローンや固定資産税はどうなるの?」
築年数が経過した自宅の建て替えは、人生における大きな決断の一つ。解体費用、建築費用、住宅ローン、そして建て替え後の固定資産税など、考慮すべき点は多岐にわたります。このガイドでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、後悔のない建て替えを実現するための情報を、分かりやすく、そして具体的に解説していきます。

目次
建て替えのメリット・デメリットを理解する
自宅の老朽化が進み、リフォームか建て替えかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。どちらを選択するかは、ご自身のライフスタイルや予算、将来設計によって大きく異なります。まずは、建て替えのメリットとデメリットをしっかりと理解し、ご自身の状況に合った選択をするための判断材料にしましょう。
建て替えの大きなメリットは、なんといっても間取りやデザインの自由度が高いことです。現在の住まいの不満点を解消し、理想の家をゼロから実現できます。最新の耐震基準や省エネ基準に対応した住宅にすることで、安心で快適な暮らしが手に入るだけでなく、光熱費の削減にもつながります。また、新築にすることで資産価値が向上し、将来的な売却や相続の際にも有利になる可能性があります。
一方で、デメリットとして挙げられるのは、費用が高額になることです。解体費用や建築費用に加え、仮住まい費用や引っ越し費用なども必要になります。また、工事期間中は仮住まいでの生活が必須となり、慣れない環境での生活を強いられることも。工期が長くなる傾向があるため、その間の精神的・経済的負担も考慮に入れる必要があります。さらに、建物の解体や新築工事は、環境への負荷も伴うため、資材の選定や廃棄物の処理方法なども検討すべき点です。
建て替えにかかる総費用を把握しよう!
自宅の建て替えを検討する際、最も気になるのはやはり「総費用がいくらになるのか」という点ではないでしょうか。建て替えにかかる費用は、解体費用、建築費用、そして諸費用の大きく3つに分けられます。
| 費用項目 | 概要 | 相場 |
|---|---|---|
| 解体費用 | 既存の建物を撤去するための費用 | 坪単価2万~8万円程度 |
| 建築費用 | 新しい建物の本体工事、付帯工事、別途工事費用 | 坪単価50万~100万円以上 |
| 諸費用 | 設計料、登記費用、税金、仮住まい費用など | 総費用の10%~15%程度 |
解体費用はいくら?相場と補助金制度
既存の建物を撤去するために必要な解体費用は、建て替えの初期段階で発生する重要な費用です。この費用は、建物の構造、立地条件、面積、そして付帯工事の有無によって大きく変動します。
解体費用の相場
- 木造住宅: 坪単価2万円~5万円程度
- 軽量鉄骨造: 坪単価3万円~6万円程度
- 鉄骨造(S造): 坪単価4万円~7万円程度
- 鉄筋コンクリート造(RC造): 坪単価5万円~8万円程度
これに加えて、庭木の撤去、ブロック塀の解体、浄化槽の撤去などの付帯工事費用が発生する場合があります。また、もし建物にアスベストが含まれている場合は、そのアスベスト除去費用が別途必要となり、費用が高額になる傾向があります。特に2006年以前に建てられた建物にはアスベストが使用されている可能性が高いため、事前に調査が必要です。
解体に関する補助金制度
国や自治体によっては、老朽化した建物の解体や建て替えを促進するための補助金制度を設けている場合があります。主な補助金制度としては、以下のようなものがあります。
- 老朽危険空き家等除却事業: 倒壊の危険性がある空き家の解体費用の一部を補助する制度です。
- 耐震診断・改修補助金: 耐震性の低い建物の解体や建て替えを行う際に利用できる場合があります。
これらの補助金は、自治体によって制度の有無や条件が大きく異なります。例えば、「市内に1年以上居住していること」「対象となる建物が特定の基準を満たしていること」などの条件が設けられていることが一般的です。必ず事前に、お住まいの自治体の窓口やウェブサイトで最新の情報を確認し、申請期間や必要書類を把握しておくことが重要です。
建築費用と諸費用について
解体費用に加えて、新しい家を建てるための「建築費用」と、それ以外の様々な「諸費用」が発生します。これらも建て替え総費用の中で大きな割合を占めます。
建築費用の内訳と相場
- 本体工事費: 建物の基礎、構造、屋根、外壁、内装、設備(キッチン、浴室、トイレなど)といった、建物そのものを作るための費用です。建築費全体の70%~80%を占めるのが一般的です。坪単価で言うと、50万円~100万円以上と幅広く、依頼するハウスメーカーや工務店、建物の規模や仕様によって大きく異なります。
- 付帯工事費: 本体工事以外の、建物に付随する工事にかかる費用です。具体的には、電気・ガス・水道の引き込み工事、外構工事(庭、駐車場、門扉など)、地盤改良工事(必要な場合)、空調設備の設置などが含まれます。建築費全体の15%~20%程度を見込むのが一般的です。特に地盤が弱い土地では、地盤改良工事に100万円以上の費用がかかることもあります。
- 別途工事費: 施主が直接手配する工事や、特殊な設備にかかる費用です。例えば、オーダーメイド家具の設置、太陽光発電システムの導入、照明器具やカーテンの購入費用などが該当します。
見落としがちな諸費用
建築費用以外にも、以下のような諸費用が発生します。これらは総費用の10%~15%程度を占めるため、見落とすと予算オーバーの原因となることがあります。
- 設計料: 建築家や設計事務所に設計を依頼する場合に発生します。工事費の5%~15%程度が目安です。
- 登記費用: 新しい建物の保存登記や、住宅ローンを組む場合の抵当権設定登記にかかる費用です。司法書士報酬と登録免許税が含まれます。
- 各種税金: 不動産取得税(新築の場合、軽減措置あり)、固定資産税・都市計画税(建て替え後の新しい評価額に基づく)、印紙税など。
- 地盤調査費用: 建築前に土地の地盤強度を調べるための費用です。数万円~数十万円程度。
- 仮住まい費用: 建て替え工事期間中に一時的に住む賃貸住宅の家賃や敷金・礼金、仲介手数料など。
- 引越し費用: 仮住まいへの引越しと、新居への引越しの2回分が必要になります。
- つなぎ融資金利: 住宅ローンが実行されるまでの間、解体費用や着工金などを一時的に立て替えるためのローンの金利です。
- 火災保険・地震保険料: 新居の引き渡しと同時に加入が必要です。
これらの諸費用は、現金で支払う必要があるものが多いため、事前にしっかりと資金計画に組み込んでおくことが非常に重要です。
住宅ローンで賢く資金調達

建て替えの資金計画を立てる上で、住宅ローンは非常に重要な要素です。ここでは、建て替え時に利用できるローンの種類から、審査のポイント、金利タイプ、無理のない返済プランの立て方、そして建て替え特有の注意点まで、詳しく解説していきます。
建て替え時に利用できる住宅ローンの種類
建て替えにおいては、通常の住宅ローンだけでなく、工事の進捗に合わせて融資が実行される特殊なローンを活用することが一般的です。主なローンの種類と特徴を理解し、ご自身の状況に合ったものを選びましょう。
- 通常の住宅ローン: 新築時と同様に、建物が完成し引き渡しされる時点で融資が実行される一般的な住宅ローンです。建て替えの場合、建物の完成まで解体費用や着工金、中間金などの支払いを「つなぎ融資」で賄う必要があります。
- つなぎ融資: 住宅ローンが実行されるまでの間、解体費用や着工金、中間金といった建築費用の支払いに充てるための短期融資です。通常の住宅ローンとは異なり、担保を必要としないケースが多く、金利は住宅ローンより高めに設定されています。建物が完成し、住宅ローンが実行された時点で一括返済します。
- 土地先行融資: 土地を先行して購入する場合や、既存の住宅ローンを借り換える場合に利用されることがあります。土地の購入資金や解体費用、整地費用などを先に融資してもらい、建物が完成した後に住宅ローンに一本化する形です。
- 既存住宅ローンの借り換え: 現在の住宅ローンが残っている場合、建て替え費用と合わせて新たな住宅ローンに借り換える選択肢もあります。金利が低い時期であれば、全体の返済負担を軽減できる可能性がありますが、既存ローンの完済と新規ローンの実行タイミングを慎重に計画する必要があります。
これらのローンを組み合わせて、建て替えの資金繰りをスムーズに進めることが大切です。
住宅ローンの審査と金利、返済プラン
住宅ローンの審査では、金融機関が申込者の返済能力を総合的に判断します。主な審査基準と金利タイプ、無理のない返済プランについて見ていきましょう。
住宅ローンの主な審査基準
- 年収: 安定した収入があるか、返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)が適切かを見られます。
- 勤続年数: 一般的に3年以上が目安とされますが、金融機関によっては1年以上でも審査対象となる場合があります。
- 信用情報: 過去のクレジットカードやローンの返済履歴が重視されます。延滞や債務整理の履歴があると審査に通りにくくなります。
- 健康状態: 団体信用生命保険への加入が必須となるため、健康状態も審査対象です。
- 担保評価: 建て替え後の建物の価値が、融資額に対して十分な担保となるか評価されます。
金利タイプ
- 変動金利型: 半年ごとに金利が見直されるタイプで、市場金利の変動によって返済額が変わります。金利が低い時期には返済額を抑えられますが、上昇リスクも伴います。
- 固定金利型: 借入期間中の金利が一定で、返済額が変わりません。将来の金利上昇リスクを避けたい方におすすめです。
- 固定期間選択型: 3年、5年、10年など、一定期間は金利が固定され、期間終了後に変動金利か再固定かを選択できるタイプです。
返済プランの立て方
無理のない返済プランを立てるためには、将来のライフイベントも考慮し、慎重にシミュレーションすることが重要です。
- 毎月の返済額を把握する: 金融機関のシミュレーションツールなどを活用し、借入希望額、金利、返済期間で毎月の返済額を計算します。
- 家計の収支を再確認する: 住宅ローン以外の生活費や教育費、老後資金なども含めて、無理なく返済できる額を見極めます。
- 繰り上げ返済の活用: 余裕資金ができた際には、繰り上げ返済で元金を減らし、総返済額を軽減したり、返済期間を短縮したりすることを検討しましょう。
建て替え時の住宅ローンに関する注意点
建て替えは新築とは異なる特有の注意点があります。住宅ローンを組む際には以下の点に留意しましょう。
- 仮住まい費用と二重ローン: 建て替え期間中は、現在の住居を解体するため仮住まいが必要となり、その家賃が発生します。さらに、既存の住宅ローンが残っている場合は、新旧のローン返済と仮住まい費用が一時的に二重にかかる「二重ローン」状態になる可能性があります。事前に資金計画に組み込んでおくことが重要です。
- 登記のタイミング: 住宅ローンが実行されるためには、建て替え後の建物が完成し、所有権保存登記が完了していることが条件となるのが一般的です。つなぎ融資を利用する場合は、このタイミングを考慮して資金計画を立てましょう。
- 住宅ローン控除の適用条件: 住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、特定の条件を満たすことで所得税や住民税の控除を受けられる制度です。建て替えの場合も適用されますが、床面積や省エネ性能など、いくつかの要件があります。事前に国税庁のウェブサイトや税理士に確認し、適用されるか確認しておきましょう。
- 火災保険・地震保険: 住宅ローンを借り入れる際、金融機関から火災保険の加入を義務付けられることがほとんどです。建て替え後の建物に合わせた保険に加入し、地震リスクに備えて地震保険も検討しましょう。
これらの注意点を踏まえ、金融機関やハウスメーカーと密に連携し、計画的に住宅ローンを組むことが、建て替えを成功させる鍵となります。
固定資産税はどう変わる?軽減措置はある?
自宅を建て替えた後の固定資産税は、多くの方が気になるポイントではないでしょうか。新築時と比べて税額がどう変わるのか、利用できる軽減措置はあるのかなど、建て替え後の税金に関する疑問は尽きません。ここでは、固定資産税の仕組みから、建て替えによる変動、そして適用される軽減措置について詳しく解説していきます。

固定資産税の仕組みと建て替えによる変動
固定資産税は、土地や建物などの固定資産に対して課される地方税です。毎年1月1日時点の固定資産の所有者に対し、市町村(東京23区は都)が課税します。
固定資産税の計算方法
固定資産税額 = 固定資産税評価額 × 標準税率(1.4%)
- 固定資産税評価額: 総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて、市町村が決定する評価額です。土地は公示価格の7割程度、建物は再建築価格を基準に経年劣化を考慮して算出されます。
- 標準税率: 地方税法で定められた標準税率は1.4%ですが、市町村によっては異なる税率を設定している場合があります。
建て替えによる固定資産税の変動
建て替えを行うと、古い家屋が解体され、新たに新築の家屋が建つため、固定資産税の評価額が大きく変動します。
- 古い家屋の解体: 解体された家屋は固定資産税の課税対象から外れます。
- 新築家屋の評価: 新築された家屋は、その構造や規模、設備などに基づいて新たに評価されます。一般的に、最新の建築基準や高機能な設備が導入されるため、古い家屋と比較して評価額が高くなる傾向があります。
- 土地の評価: 土地については、宅地として利用されている限り評価額自体は大きく変わりませんが、家屋の滅失によって「住宅用地の特例」が一時的に適用されなくなるリスクがあります。この特例は、住宅が建っている土地の固定資産税を大幅に軽減するもので、解体から新築までの期間中に住宅が建っていない状態が続くと、土地の固定資産税が一時的に高くなる可能性があります。
新築の建物は、完成直後の評価額が最も高くなるため、建て替え後の固定資産税は、古い家屋と比較して一時的に上昇するケースが多いことを理解しておきましょう。
固定資産税の軽減措置について
建て替え後の固定資産税は一時的に高くなる傾向があるものの、新築住宅には固定資産税の軽減措置が適用されます。この制度を上手に活用することで、税負担を抑えることが可能です。
新築住宅に係る固定資産税の軽減措置
新築住宅の場合、以下の特例が適用されます。
- 対象: 新築された居住用家屋(一戸建て、マンションなど)。
- 減額割合: 居住部分の床面積120平方メートルまでの部分について、固定資産税額が2分の1に減額されます。
- 適用期間:
- 一般の住宅: 新築後3年度分
- 長期優良住宅: 新築後5年度分
- 3階以上の耐火・準耐火建築物(マンションなど): 新築後5年度分(長期優良住宅の場合は7年度分)
都市計画税の軽減措置
都市計画税についても、新築住宅の軽減措置があります。
- 対象: 新築された居住用家屋。
- 減額割合: 居住部分の床面積120平方メートルまでの部分について、都市計画税額が2分の1に減額されます。
- 適用期間: 新築後5年度分(長期優良住宅の場合は7年度分)。
軽減措置を受けるための手続きと注意点
これらの軽減措置は、自動的に適用されるわけではありません。新築後、市町村役場に「固定資産税・都市計画税減額申告書」などを提出する必要があります。通常、入居年の翌年の1月31日までに提出が求められることが多いため、忘れずに手続きを行いましょう。
また、住宅用地の特例については、家屋が建っていない期間が生じると適用外となり、土地の固定資産税が大幅に上昇する可能性があります。建て替え計画を立てる際は、解体から新築までの期間をできるだけ短くする、または事前に税務課に相談するなどして、思わぬ税負担増を避けるための対策を講じることが重要です。
建て替えを成功させるためのステップと注意点
自宅の建て替えは、人生の中でも特に大きなプロジェクトの一つです。後悔のない理想の住まいを実現するためには、適切な知識と計画が不可欠となります。ここでは、建て替えを成功に導くための具体的なステップと、それぞれの段階で注意すべきポイントを詳しく解説します。

業者選びのポイント
建て替えの成功は、パートナーとなる業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。ハウスメーカー、工務店、設計事務所にはそれぞれ特徴があり、ご自身の希望や予算に合った選択が重要です。
- ハウスメーカー:全国展開している大手が多く、品質が安定しており、工期も比較的明確です。規格化されたプランが豊富なため、選択肢が多く、一定の品質が保証されます。一方で、自由度が低い場合や、コストが高くなる傾向があります。
- 工務店:地域に密着した中小規模の会社が多く、設計の自由度が高く、きめ細やかな対応が期待できます。コストもハウスメーカーより抑えられる場合がありますが、品質や対応は工務店によって差があるため、慎重な見極めが必要です。
- 設計事務所:建築家が施主の要望を丁寧にヒアリングし、デザイン性の高い家や、複雑な要望に応じた唯一無二の家を設計してくれます。施工は別の工務店に依頼するため、設計と施工を分離することで、品質管理がしやすいメリットがありますが、設計料が別途発生し、総費用が高くなる傾向があります。
信頼できる業者を見極めるためには、以下のポイントを参考にしてください。
- 実績と評判:過去の施工事例や、実際に建てた人の評判を確認しましょう。
- 見積もりの透明性:詳細な内訳が明記され、不明瞭な項目がないかを確認します。
- 担当者との相性:長期にわたる付き合いになるため、コミュニケーションがスムーズで、要望をしっかり汲み取ってくれる担当者を選ぶことが重要です。
- アフターサービス:引き渡し後の保証やメンテナンス体制が整っているかを確認しましょう。
複数の業者から相見積もりを取り、比較検討することで、費用だけでなくサービス内容や担当者の対応力を見極めることができます。
建て替えの流れ
建て替えは多くの工程を経て完成します。全体の流れを把握しておくことで、各ステップで必要な準備や手続きをスムーズに進めることができます。
- 相談・計画(約1〜3ヶ月):まずは、建て替えの目的や予算、家族構成、希望する間取りなどを明確にします。この段階で、複数の業者に相談し、情報収集や資金計画の検討を始めます。
- 設計(約2〜6ヶ月):選定した業者と契約後、具体的な設計に入ります。間取り、外観、内装、設備などを詳細に決定し、基本設計から実施設計へと進みます。建築確認申請に必要な書類作成も行われます。
- 解体工事(約2週間〜1ヶ月):既存の建物を解体します。アスベストの有無や廃材の処理方法などを事前に確認し、適切な業者に依頼することが重要です。
- 地盤改良工事(必要な場合、約1週間〜1ヶ月):地盤調査の結果、軟弱地盤と判断された場合は、建物を安全に支えるために地盤改良工事を行います。
- 基礎工事(約1ヶ月):建物の土台となる基礎を築きます。配筋やコンクリート打設など、重要な工程です。
- 上棟(約1日〜1週間):柱や梁を組み上げ、建物の骨格を完成させます。この日は「上棟式」を行うこともあります。
- 内外装工事(約2〜4ヶ月):屋根、壁、窓の取り付け、電気配線、給排水管の設置、断熱材の充填、内装(壁紙、床材など)の仕上げを行います。
- 外構工事(約1週間〜1ヶ月):庭、フェンス、駐車場、アプローチなどの外部工事を行います。
- 竣工・引き渡し(約1週間):全ての工事が完了したら、施主による最終確認(竣工検査)を行い、問題がなければ引き渡しとなります。鍵の受け渡しや設備の取扱説明などが行われます。
各ステップで、近隣への配慮や、行政への各種申請、中間検査など、様々な手続きや確認事項が発生します。これらを計画的に進めることで、予期せぬトラブルを防ぎ、理想の家づくりを実現できるでしょう。
まとめ
自宅の建て替えは、人生の中でも特に大きなイベントの一つです。この記事では、建て替えを検討するあなたが後悔しない選択をするために、解体費用、建築費用、住宅ローン、そして固定資産税といった多岐にわたる費用と、それらを取り巻く重要なポイントを詳しく解説してきました。
最も大切なのは、建て替えにかかる「総費用」を正確に把握し、無理のない「資金計画」を立てることです。解体費用は建物の構造や立地によって大きく変動し、建築費用は依頼するハウスメーカーや工務店、選択する設備や建材によって大きく変わります。また、住宅ローンは金利や返済期間によって総返済額が異なり、固定資産税は建て替え後の評価額によって税額が変わることを理解しておく必要があります。
これらの費用を総合的に考慮し、ご自身のライフプランに合わせた資金計画を立てることで、将来的な不安を解消し、理想の住まいを手に入れることができるでしょう。そのためには、複数の業者から見積もりを取り、それぞれのメリット・デメリットを比較検討する「業者選び」も非常に重要です。
建て替えは、単に古い家を新しくするだけでなく、ご家族の未来をデザインする素晴らしい機会でもあります。この記事で得た知識を活かし、ぜひ自信を持って、あなたの理想の住まいづくりへと一歩を踏み出してください。
投稿者プロフィール

- 経営コンサルティング事業部部長・ブランディングマネージャー
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「お前は、建築業には絶対に進むな...」建設業の厳しさを知り尽くした父から贈られた言葉。けれど、苦労している父親の背中や、「きつい・汚い・危険」と言われる過酷な職場環境で歯を食いしばり懸命に働く家族や職人さんたちの姿が忘れられず「この業界を変えたい」と志し、コンサルティング業界の道に進み10年。豊富な実績を誇り全国の地域No.1工務店からの熱狂的なファンが多く、これまで建築業界にはなかった発想や唯一無二のアイデアで差別化を図り「ゼロからイチをつくる」ブランディングのプロ。2030年には新築着工棟数が半減する未来を見据えるなかで、業界全体の活性化のためにブランディングや生産性向上のノウハウを分かち合う「競争ではなく、共創」の考えを創造し、新たな建築業界の世界観をつくる”先駆者”。
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