まずはじめに弊社では軽井沢町の気候に特化した
おうちづくりを心掛け、世界的な指標である
HEAT20のG3グレードを実現しております！
全国的に見てもG3グレードを取得したおうちというのは
１割にも満たないといわれております。
そもそもHEAT20とはどのような指標なのでしょうか。
住宅の断熱性能の基準には
・省エネ基準
・ZEH基準
・HEAT20基準（G1～G3）
といった種類があります。
性能面を見てみると
省エネ基準＜ZEH基準＜HEAT20基準という順番で
UA値が小さくなるにつれて
断熱性能が高くなっていきます。
2050年までにカーボンニュートラルを達成するための取り組みとして
2025年には新築住宅の省エネ基準適合が義務化され
2030年にはそれを上回るZEH基準が
新築の標準仕様として段階的に引き上げられる予定です。
UA値の指標はお住まいの地域ごとにことなります。
軽井沢町は北海道と同等の２地域に分類されます。
2地域における断熱基準ごとのUA値は
・省エネ基準 UA値 0.46
・ZEH基準 UA値 0.40
・HEAT20 G1 UA値 0.34
・HEAT20 G2 UA値 0.28
・HEAT20 G3 UA値 0.20
となっております。
では、断熱性能が上がると室温にはどのような差があるのか。
それは下記のとおりに定められております。
省エネ基準(0.46)
概ね8℃を下回らない
・ZEH基準(0.40)
概ね13 ℃を下回らない。
暖房負荷削減率は3.0 %
・HEAT20 G1(0.34)
概ね14 ℃を下回らない。
暖房負荷削減率は15.6 %
・HEAT20 G2(0.28)
概ね14.8 ℃を下回らない。
暖房負荷削減率は29.6 %
・HEAT20 G3 (0.20)
概ね16.0 ℃を下回らない
暖房負荷削減率は50.4 %
寒冷地である軽井沢町ではZEH基準を達成しても
暖房不可削減率はわずか3％ほどにしかなりません。
最低でもHEAT20のG2水準以上を目指す事で
暖房負荷を減らして節電につながるといえるでしょう。
次回はUA値別に具体的な光熱費（電気代）の違いについてお話したいと思います。
お楽しみに！
※写真はイメージになります。（弊社の建築事例になります。）
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