住宅を建築する際、セミオーダーなどにおいても外観の配色を決定することができます。
人生においても大きな買い物である住宅ですので、自分の個性を表現したいと考える方も
多いのではないでしょうか。
もちろん、念願のマイホームですので個性を大切にしたい気持ちも分かりますので、
重要視されるべき項目であるといえます。
しかし、住宅の配色についてもファッション同様で流行り廃りがありますので、
あまり流行を追いすぎると後々飽きてしまうことが想定されます。
住宅においては、他の国のデザインをモチーフにしたものが例として挙げられます。
たとえば南国風のように暖かい気候の国の建物や、西洋風のようにヨーロッパの装飾が
なされた建物を模したデザインは、建てた当初は人目を引き、多くの人の関心を集めます。
しかし、流行りが終わるとたちまち廃れていく傾向にあるのです。外観が派手であることから
経年劣化に伴う老朽化が目立ってしまいますので、細やかな維持管理が必要となり
ライフサイクルコストは高くなってしまうでしょう。