「想像の階段」
存在感のあるこの階段はまず玄関に踏み入ると遠く目に映る様に置かれています。
近づくと想像力を使って色々な用途に変化するようにと考えています。
本を読んだり、寛いだり、お気に入りのものを飾ったり、、、
小さな子どもたちの制作物のギャラリーとして、ときにはコミュニケーションの中心として波紋の様に広がります。
使う方の想像力で様々な用途に変化する、そんなたまり場のような階段です。
そして1階から2階へ高低差のある空間を接続する装置として存在しています。
2階のサブリビングからも1階へと気配を感じ、コミュニケーションが図れ、一体感をもたらしてくれます。
一見、無駄とも思えるものを挿入することで暮らしに様々な刺激を与えてくれます。
この余白で住む方の想像力をかきたててもらえれば幸いです。