「はなれ座敷」のような和室
和室は周りの部屋とは区切られた「はなれ」のような空間です。
区切られた、といっても建具は全て障子とすることでやわらかく光を通し、周囲を囲む壁は欄間を設けることで風や音が抜けるようにしています。
こうした工夫によって、周りの部屋との程よい距離感を保ちつつ、庭に対して大きく視界が広がることで庭の季節感を和室の中まで取り込むことができます。
和室の畳の下に大きな収納を設けています。
見えない位置に収納を設けることで、空間を整然ときれいなまま使い続けることができます。