今皆様のお住まいは「明るさを確保する」ためだけの照明計画になっていないでしょうか。
ダウンライトなどで部屋の隅々まで明るく照らす“だけ”の住宅が、最近は多いような気がします。
照明計画は、単に「明るさを確保する」だけでなく、居住空間の快適性、利便性、美観を最大化するための重要な設計要素だと考えています。
暮らしそのものに大きく関わるので、家族の健康や生活の質にも直結します。
『ほの明かりの家』では、照明も採光もやわらかい明かりとなるように心掛けて計画しました。
光は、色味や強み、照らす角度や大きさ、並ぶリズムやグラデーションなどで心理的効果に与える影響は様々です。
生活のシーンに合わせた丁寧なコーディネートを心掛ければ、派手さなど無くても、暮らしをささやかに彩る素敵な演出が可能です。